2024/08/30
目的と趣旨
GreaterTokyoInnovationEcosystem(GTIE)(以下「GTIE」)はGTIEプラットフォームに参加する大学(※)の革新的技術シーズを基にグローバル市場を目指す大学等発ベンチャーやSDGsの達成にも資する社会的インパクトの高い大学等発ベンチャーを創出するため、GTIEの主幹・スタートアップ創出共同機関(SU創出挙動機関)に所属する研究者へ向け研究開発課題(GTIE ギャップファンド2024)を実施しています。
1. 対象
事業化に向けて、研究機関の研究成果と事業化のギャップを埋めるため、ビジネスモデルのブラッシュアップ、試作品製作、仮説検証のためのデータ(実験結果、計算結果)取得、国内、米国での市場検証等を進める研究課題(GAPファンド)。
※事業化を目的としない研究を目的とするものや会社事業・準備(登記等)の実施は対象ではありません。
2.GAPファンド概要
(1)募集を予定するコース
1)海外市場開拓実践
2)エクスプロール(2年)
3)エクスプロール(3年)
4)エントリーコース
5)増額募集
(2) 研究開発期間
採択日から以下の期間
1)海外市場開拓実践:最長1年間程度
2)エクスプロール(2年):最長2年程度
3)エクスプロール(3年):最長3年程度
4)エントリーコース:最長1年以内
5)増額募集:2)および3)それぞれの残余期間に準ずる
※「採択日」とは、GTIEの選考結果を通知する日ではなく、JSTへ計画書を提出し承認された日を指します。
※複数年実施するコースの場合、毎年ステージゲート審査を実施します。
(3) 研究開発費(GAPファンド)
1課題当たり
1)海外市場開拓実践:上限2,800万円
2)エクスプロール(2年):上限6,000万円(初年度3,000万円)※
3)エクスプロール(3年):上限6,000万円(初年度1,500万円)※
4)エントリーコース:上限500万円
5)増額募集:総額上限1億円まで(エクスプロ―ル採択金額との差額分)
(4)応募資格
・1)~3)および5)については、
① GTIEプラットフォームの主幹機関またはSU創出推進機関である各大学に所属する教員
②事業化推進機関(VC)と共同での申請が可能な上記①に該当する教員
・4)については、GTIEプラットフォームの主幹機関またはSU創出推進機関である各大学に所属する教員・大学院生
※主幹機関およびSU創出推進機関
東京大学、早稲田大学、東京工業大学、筑波大学、千葉大学、東京農工大学、横浜市立大学、神奈川県立保健福祉大学、東京都立大学、東京医科歯科大学、慶應義塾大学、芝浦工業大学、東京理科大学、電気通信大学、茨城大学、東海大学、理化学研究所
(5)募集のスケジュール(予定)
コース名 | 募集時期 | 審査 (面接予定) |
採択 (GTIE内) |
研究開始 (JST承認) |
1)海外市場開拓実践 | 12月 | 翌2月後半 | 翌2月後半 | 翌4月中旬 |
2)エクスプロール(2年) | 12月 | 翌2月/3月 | 翌2月/3月 | 翌4月※ |
3)エクスプロール(3年) | 同上 | 同上 | 同上 | 同上※ |
6月 | 8月/9月 | 8月/9月 | 10月 | |
4)エントリーコース | 9月 | 11/12月 | 11/12月 | 翌1月 |
4月 | 6/7月 | 6/7月 | 7月 | |
5)増額募集 | 12月 | 翌2月/3月 | 翌2月/3月 | 翌4月※ |
※上記募集期間は2024年9月から2028年3月を予定。
2)、3)の4月開始分は最終年度のみ募集スケジュールを1ヵ月前倒しして実施する予定です。
※上記は予定のため変更の可能性があります。