アントレプレナーシップ人材育成プログラム

学生・研究者・教育プログラムとは

GTIEは、参画機関によるアントレプレナーシップ教育ワーキンググループを定期的に開催し、各大学のアントレプレナーシップ人材育成プログラム等の情報を共有しています。また、中核となる大学による活動として、アントレプレナーシップ教育や教育プログラムの企画・運営も実施します。それらの活動を通じて、GTIE参画機関に所属するすべての学生等にシームレスなアントレプレナーシップ人材育成プログラムを提供し、首都圏の学生のアントレプレナーシップマインドの醸成に取り組みます。

アントレプレナーシップ人材育成プログラムのスキームイメージ

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アントレプレナーシップ教育の取り組み

それぞれの大学の特徴を活かし様々なプログラムが提供されています。

大学ごとの取り組みは、詳しく見る をクリックしご覧いただけます。

  • 主幹機関

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    多岐にわたる科目を用意しており、他大学への公開プログラムもあり

    東京大学では、アントレ教育には正課科目と課外活動プログラムがあります。正課科目は基本的に部局が運営し、東京大学の学部生(約30講座)及び大学院生(約25講座)が対象で、単位の取得が可能です。

    なお、院生向けのアントレプレナーシップ教育デザイン寄付講座では、東京大学・東京工業大学大学院ほか単位互換協定校在学生も単位が取得できます。課外活動プログラム(約10講座)は、産学協創推進本部等が運営し、基本的には東大の単位は取得できませんが、他大学へ公開しているプログラムもあります。

    産学協創推進本部が実施する東大GTIE教育プログラムは、院生以上の研究者を対象として、研究成果の事業化を図る実践的プログラムで、全ての大学に公開しております。

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    20年以上続くコンテストや全学の学生に向けた授業の提供

    早稲田大学では、1998年の第1回以来、全学生を対象に毎年実施してきたビジネスプランコンテストや、商学部開講の起業家養成講座等の起業家教育に早期から力を入れてきました。2014年の文部科学省EDGEプログラム、2017年の同EDGE-NEXTプログラム採択を経て、WASEDA-EDGE人材育成プログラムの名のもと、全学に向けたプログラムを更に充実させるとともに、他大学との連携を深めてきました。

    教育理念として、研究成果やアイデアを創出するだけでなく、地球規模の視点でビジネスを創造し、地球市民一人ひとりの幸せの実現に貢献できる人材の育成を掲げ、起業を志す学生のみならず、社会で活躍するための資質として必要なマインド、スキルを学ぶ機会を提供します。

    全学の学生向けに、グローバルエデュケーションセンター(Global Education Center:GEC)にビジネス・クリエーションコース(BCC)の名称で実施しています。さらに、自治体連携や財団助成により、複数の非正規プログラムを大学生・高校生に展開し、その多くはGTIEをはじめとする他大学にオープンにしています。

     

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    新大学Science Tokyoとして多様で実践的な教育プログラムを拡充

    東京科学大学(略称:Science Tokyo)は、2024年10月1日に東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して誕生した、新しい大学です。それぞれの大学のこれまでの歩み、強みを活かして、GTIEの取り組みを充実化します。

    ■ アントレプレナーシップ教育の体制を拡充。GTIE全体を対象としたプログラムを提供

    旧・東京工業大学はアントレプレナーシップ教育を強化するために2024年度にアントレプレナーシップ教育機構を設立しました。先見性、国際性、リーダーシップ、価値創造、キャリア構築の5つの要素に関する授業科目のほか、各系・コースの専門科目でもアントレ対応科目として履修可能です。また、すべての学生がそれぞれのレベル別に参加できるワークショップ、イベントを行ってしています。

    GTIEの主幹機関、共同機関14大学すべての学生を対象としたアントレプレナーシップ教育プログラム(GTIE Student Entrepreneur Program:GTIE SEP)を実施し、リーンローンチパッド研修、海外研修(米国)、オンデマンド研修、ミートアップなどを提供します。また、メタバース空間を活用したコミュニティ(MetaCampUs:MCU)の運用を2024年中に開始します。

    今後はアントレプレナーシップ教育機構との連携により、GTIEが提供するプログラムの一層の充実化を図ります。

     

    ■ 医療ビジネスを志し、アイデア概論やピッチを実践的に学ぶ場

    旧・東京医科歯科大学では、Master of Medical Administration (MMA)修士コースを開設しており、医療ビジネスを志すために必要なマインドとして、自ら考え解決する創造性と開拓力、国際性と指導力を得る機会を提供しています。また、オープンイノベーションセンターでは「起業マインドセミナー」を学内に提供しています。ビジネスアイデア概論やピッチを実践的に学ぶ場として構成しています。起業に関心の高い学生も参加し、外部講師や参加者とのネットワークづくりにも役立っています。

    その他、医療をデザインするアイデアを発掘する学内ビジコン「イノベーションアイデアコンテスト(IIC)」を開催しております。今年で5年目を迎え、採択者累計30人・賞金累計は1652万円となり、毎年多くの研究者・学生がチャレンジしています。

  • 共同機関

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    Project-Based-Learning 形式で授業を展開

    筑波大学では、主に Project-Based-Learning 形式で授業を展開しています。エントリーレベルの授業である「次世代起業家養成講座」では、筑波大学やつくばエリアにある研究機関の研究シーズを基にしたビジネスプラン構築を経験します。

    次のレベルの授業として、筑波クリエイティブキャンプを提供しており、起業に向けたアイデアを持った学生を対象に、学外のプロフェッショナル・メンターが伴走し、実現性の高いビジネスプランの策定を体験・発展させることを目的としています。また、学外者も参加可能なプログラムとして「BizDev講座」を展開しており、学外のプロメンターによるハンズオンメンタリングとワークショップ形式で事業化シーズを社会実装するビジネスプランに昇華させることができます。

     

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    充実した課外活動や地域金融機関との連携

    千葉大学では単位化された4つのアントレプレナーシップ教育講義を大学院共通科目として開講しています。さらに、講義以外にも、他大学・他エリアで行われるビジネスコンペへの参加の助成や、他大学・他エリアの学生アントレプレナーとの交流の場へ派遣する「千葉大学 学生スタートアップ支援事業」を実施しています。

    さらに、課外活動として、千葉大学GAPファンドプログラム「なのはなコンペ」(学生も参加可能で千葉大学徳治のアクセラレーションプログラムを受講可能)や「スタートアップカフェ」(経営者・VC・研究者を招いた学生向け座談会)、地域金融機関と連携した学生ビジネスプランコンテストなども開催しています。医療・医療機器に特化したアクセラレーションプログラムとしてResearch Studio Program を筑波大学、大阪大学、慶応大学、九州大学、岡山大学とともに運営しています。

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    理系イノベーション人材を育成するアントレプレナーシップ教育

    東京農工大学では、研究力強化とアントレプレナーシップの両輪による理系イノベーションリーダー育成を目的として、学部生から博士後期学生を対象に、アントレプレナーシップ教育科目や、海外大学や自治体と連携したProject-Based-Learning型の社会課題解決ワークショップを開講しています。

    アカデミック・アントレプレナーチャレンジ(研究成果の実証アイディアコンテスト)や毎月開催のドクターズカフェ(ゲスト講師を招いての異分野交流セミナー)は、学外からの参加も歓迎しています。

    さらに、ものづくりや起業に関心のある学生のためのアクティブラーニングスペースとしてテックガレージを開設し、学生のプロダクト作りやビジネス創造を支援しています。

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    ジェンダード・イノベーション研究所やSDGs推進研究所と連動

    お茶の水女子大学ではアントレプレナーシップ関連科目として年間10科目ほど開講しています。本学の研究所であるジェンダード・イノベーション研究所(性差観点に基づくイノベーション研究)やSDGs推進研究所(生活者視点からのSDGs研究)と連動させた授業科目を越していることが特徴です。

    また、DXの観点からドローンを用いた実習、製造系企業の協力のもと工場にて機械学習による故障予測なども行っております。

    アントレプレナーシップ関連科目は研究によって得られた知を行動を通じて実社会に実装する術であり、これからも様々に展開して行きたいと考えております。

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    ヘルスイノベーション研究科での授業やヘルスケア領域でのワークショップを実施

    神奈川県立保健福祉大学では大学院ヘルスイノベーション研究科(SHI)において、授業科目として実践アントレプレナーシップ Ⅰ(アイデア創出)、アントレプレナーシップ Ⅱ(ビジネスモデル仮説検証)を開講しております。研究科学生が対象で、単位取得が可能です。

    また、ヘルスケア領域の困りごとを解決する実践的な手法を学ぶワークショップをヘルスケア関連業務の従事者、企業人、大学生(学部生、院生)、大学教職員、自治体職員など広く参加者を募り、開催しております。

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    経営学部と成長戦略教育研究センターが協力した実践的な教育

    横浜国立大学では、経営学部とVBL後継組織である成長戦略教育研究センター(成長セ)が協力して全学部の学部生に向けてアントレプレナー教育を行っています。

    経営学部では「経営者から学ぶリーダーシップと経営理論」と「ベンチャーから学ぶマネジメント」の二つの教育科目で、アントレプレナーシップについての2つのキースキル、理解する力(基礎能力)と問題を発見し解決する力(問題解決・解決能力)を養うことを目指します。成長セでは、「アントレプレナー入門」、「実践新商品企画」などグループワークを採り入れた実践的な教育を行っています。また、大学院生に対しては、自身の研究分野をベースとしたイノベーション創出を考える科目「イノベーションと課題発見」シリーズを提供しています。

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    起業家育成プログラムやSTUDIO YCUを実施

    横浜市立大学のアントレ教育には、正課科目で構成する「起業家育成プログラム」と正課外プログラム「STUDIO YCU」があります。

    「起業家育成プログラム」は、学部生対象で、必修2科目と選択科目約30科目で構成されます。本プログラムでは、ビジネスプラン作成スキルを身に付けると共に、自身のアイデアを実現したいという強い熱意を発露できる人材を育成します。

    「STUDIO YCU」は、卒業生からなる「市大サポーターグループ」の支援を受けて実施するアントレプレナーやスタートアップを目指す学生向けのプログラムです。起業家や企業経営者として活躍する卒業生自身の経験や知見、人的ネットワークによる支援により実施しています。

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    躬行実践アントレサロンにて起業セミナーや学生起業家のメンタリングを実施

    慶應義塾大学は各キャンパスごとに、起業をサポートする授業やプログラムを開講しています。さらに、各キャンパス、特に学生をつなげるために、イノベーション推進本部主催で「躬行実践アントレサロン」を定期開催しています。各キャンパスを回る本イベントでは、起業家による講演、学生のピッチとメンタリング、そしてネットワーキングが行われます。総合大学の強みを活かし、多様な人材からなる協力な起業チームを作る支援をしています。

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    2024年度後期から全学共通科目の授業を開講

    東京都立大学では、2024年度の後期から全学共通科目の授業である「アントレプレナーシップ入門」を開講します。東京都立大学の学部生であれば受講可能で、単位の取得が可能です。この授業では、アントレプレナーとの交流を通じて起業の現場を体験し、アントレプレナー思考様式や行動様式(エフェクチュエーション)を理解・習得するとともに、実際に創業を支援する方々の指導のもと、学生自身がグループワークを通じてビジネスプランを作成し、コンパクトにピッチする能力を習得します。

    また、学部生・大学院生を対象としたアントレプレナーシップ講座を開催し、学内でのさらなるアントレプレナーシップ醸成を目指しています。

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    芝浦ビジネスモデルコンペティションなどで学生のチャレンジを支援

    芝浦工業大学では、正課および正課外でアントレプレナーシップの育成に取り組んでいます。

    特に課外プログラムで注力しているのが、毎年開催している大学独自のピッチイベント「芝浦ビジネスモデルコンペティション(SBMC)」。SBMCの応募資格は芝浦工大の学生に限らず、他校の大学生、高校生、中学生、教職員、卒業生も対象(ただし応募の際の代表およびメンバーの半数は学生・生徒であることが必須)。書類選考を通過したチームはファイナルステージでピッチを行い、最優秀者には支援金50万円が贈られます。学内の正課授業で開講しているアントレプレナーシップ関連科目履修者からの応募はもちろんの事、ピッチイベントに興味を持つ学生を対象とした課外講座も用意することで、アイデアを社会実装する学生のチャレンジを広く応援しています。

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    「出会う」「磨く」「放つ」をキーワードに、領域横断的な価値を生み出す

    SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)では、主にシードステージのスタートアップ等を支援するプログラムを提供しています。プログラムは「出会う」「磨く」「放つ」をキーワードに、それぞれの問いを掛け合わせることで、かつてない化学反応を次々を起こし、領域横断的な価値を生み出します。

    QWS会員以外でも参加できるプログラムは、『QWS CULTIVATION PROGRAM』があり、ワークショップやイベント、アカデミックリサーチの支援などを通して、「問う」力や感性を耕すプログラムです。「問い」に惹きつけられた仲間たちと巡り合い、「問い」の可能性を社会へと広げていきます。また『QWSチャレンジ』はどなたでも応募できる「未知の価値に挑戦するプロジェクト」を推進するプログラムです。公募を行い、採択されたチームは3カ月間無料で施設やプログラム等をご利用頂けます。

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