起業家支援プログラム 2022

山本 貴富喜
研究代表者
東京科学大学

山本 貴富喜

Yamamoto Takatoki
採択テーマ

AI駆動型ACナノポア法による微生物AIセンサの事業化

課題名
AI駆動型ACナノポア法による微生物AIセンサの事業化
プロジェクトの概要
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リアルタイム&オンサイトで,様々な微生物(細菌やウイルスなど)を同時多種識別する微生物AIセンサの販売と関連サービスでスタートアップを目指す。本センサは,我々が開発したACナノポア法で測定した微生物由来の波形をAIで識別する原理に基づくものである。従来の微生物検査法に対する圧倒的な迅速性・網羅性・携帯性などを武器に事業化を目指す。

ビジネスモデル(申請時)

技術実証パートナーでもある顧客候補にハンドヘルド微生物AIセンサの販売と消耗品の測定チップを定期的に供給するビジネスからスタートすると共に,高精度なAI識別や微生物データの発展活用を提供するダッシュボートサービスなどのクラウドサービスを展開する。その後,周辺市場へ展開しながら事業をスケールアップし,IPOを目指す。

活動計画(申請時)

微生物AIセンサの要素技術である,センサチップ,ハンドヘルド計測器,AIアルゴリズムなどにおける技術課題の解決を図りながら,プロトタイピングと現場実証を中心に製品開発に取り組む。一方、事業化推進機関と共に,研究と創業準備をパラレルで推進できるハイブリッド起業体制づくりを目指し、起業経験のある経営人材候補の採用を皮切りにスタートアップチームを組成しつつ市場調査と事業戦略を策定し,事業化の準備を進める。最終年度に当たる2026年度の創業を目指しつつも,可能な限り早期にスタートアップを設立する。

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