お知らせ

2022/05/27

GTIE GAPファンド募集開始のお知らせ

目的と趣旨

本プログラムは、科学技術振興機構(以下「JST」という。)が委託する大学・エコシステム推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援 起業活動支援プログラム(以下「事業」という。)のうち、令和3年度補正予算によりプラットフォームに増額措置された予算により実施するもので、大学から生まれる優れた技術シーズの実用化やアントレプレナーシップ人材の育成を強力に支援し、コロナ後の社会変革や社会課題解決に繋がる社会的インパクトの大きいスタートアップが持続的に創出される体制を構築することを目的としています。また、「起業活動支援プログラム」においては特に、Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)(以下「GTIE」という。)プラットフォーム に参画する大学に対し支援が行われます。

本プログラムでは、プラットフォームに参加する大学の革新的技術シーズを基にグローバル市場を目指す大学等発ベンチャーやSDGsの達成にも資する社会的インパクトの高い大学等発ベンチャーを創出するため、GTIEの主幹・共同機関に所属する研究者へ向け研究開発課題の募集をいたします。採択された研究課題は、研究開発費(GAPファンド)が支給され、本募集にて参画するメンター等のサポートの下、起業や次のステージの研究開発資金獲得(JSTのSTART等)を目指し、事業化を志向した研究開発活動を行うことができます。

 

募集する研究開発課題

1. 対象

事業化に向けて、研究機関の研究成果と事業化のギャップを埋めるため、ビジネスモデルのブラッシュアップ、試作品製作、仮説検証のためのデータ(実験結果、計算結果)取得、国内、米国での市場検証等を進める研究課題(GAPファンド)。
※事業化を目的としない研究を目的とするものや会社事業・準備(登記等)の実施は対象ではありません。

2. 応募期間

グローバル(単願)
スタンダード(単願)
グローバル、スタンダードの併願
ユニコーン、スタンダードの併願
2022年6月30日(木)正午
ユニコーン(単願) 2022年7月15日(金)正午

  ※コースによって締切日時が異なります。ご注意ください。

3. 応募書類の提出方法

次の応募フォームに、必要事項を入力するとともに、「4. 応募書類」でダウンロードし作成した書類をアップロードし送信してください。

4. 応募書類等

(1) 募集要領
  


(2) 応募書類
  様式1 ~3 研究開発費(GAPファンド)申込書(作成したファイルをPDFにすること)
  

  
  
(3) 技術シーズ補足説明資料(任意、パワーポイント10ページ以内、作成したファイルをPDFにすること)
(4) 様式4_学生用_確認書 ※学生が研究代表者の場合のみ(直筆で署名した紙面をPDFにすること)
  
  

5. 応募説明会

現在準備中です。6月中に本サイト内で説明会動画を共有します。
→ 説明会は終了しました。
→ 録画の視聴をご希望の方は、GTIE事務局までご連絡ください。
 (2022.6.22追記)

応募者募集フライヤーはこちら 

6. GAPファンド概要

(1) 研究開発期間
採択日:(2022年9月中予定)~2022年3月31日
※「採択日」とは、GTIEの選考結果を通知する日ではなく、JSTへ計画書を提出し承認された日を指します。

(2) 研究開発費(GAPファンド)
1課題当たり
 グローバルコース 3,000万円まで
 ユニコーンコース 500万円まで
 スタンダードコース 1,000万円まで

※「グローバルとスタンダード」または「ユニコーンとスタンダード」への同時申請は可能です。その場合は、最大3,000万円の場合、同1,000万円の場合、同500万円の場合と研究計画を金額別に作成してください。採択はいずれか1コースとなります。
※審査結果に応じ減額採択があります。

(3) 採択予定件数
 グローバルコース 上限5件
 ユニコーンコース 上限4件
 スタンダードコース 10件程度
※応募・選考状況によっては、採択件数が増減する可能性があります。
※学生が研究代表者の研究開発課題の採択は、全採択件数の20%までとします。

(4)応募資格
① GTIEプラットフォームの各大学に所属する教員・研究員、学生 (博士課程、修士課程在籍者)
※ 但し、学生が申請する場合は担当教員との連名で申請すること)
応募時点において、次に所属する大学の教員・研究員、または学生(修士課程、博士課程)であること。加えて、研究開発費はJSTから委託される資金であることから、各大学が定める、科学研究費助成事業等競争的資金等の応募資格を有するものであること(学生は除く)。応募資格に関し不明な場合には、事前に各大学担当に問合わせること。

東京大学 早稲田大学 東京工業大学 筑波大学
千葉大学 東京農工大学 お茶の水女子大学 横浜国立大学
横浜市立大学 神奈川県立保健福祉大学 東京都立大学 東京医科歯科大学
慶應義塾大学

②この他技術シーズ等に関する条件をすべて満たす必要があります(詳細は公募要領参照)
応募制限について
過去に他のGAPファンドに採択された場合や、現在実施中である場合でも、応募可能です。
ただし、JSTにより同一の研究代表者は、JST START事業での応募に関して次の重複制限が定められており、該当する場合は本件に応募ができません。「起業実証支援」「ビジネスモデル検証支援」「SBIR フェーズ 1 支援(技術移転による技術シーズの事業化を目指す場合は一部異なります)」「大学・エコシステム形成支援 大学推進型(GTIE内:早稲田大学・筑波大学)」。

ただし、申請済み課題の不採択が既に決まっている、または実施中課題が令和3年度末に終了し本公募の実施期間と重複しない場合に限り、本公募に申請可能です。

大学・エコシステム形成支援 大学推進型内の研究開発課題に関して、早稲田大学・筑波大学に所属する研究者のうち「大学推進型」の研究開発課題に今年度採択されている(あるいは現在申請中である)課題は、START内における重複制限上、START事業の全てのコースに応募不可となります。また、早稲田大学・筑波大学に所属する研究者の方のうち、今年度「大学推進型」の研究開発課題に申請中・採択された方以外の方は、スタンダードへの応募不可、ユニコーンに応募する際は「市場・パートナー探索とマッチングのための経費」のみ申請可能です。

7. 問合せ先

質問等がある場合には、所属する大学の「問合せ先」までご連絡ください。

審査

審査は、書面審査と面接審査(オンラインまたは実地)の二段階で実施され、最終的な採否の決定はGTIEにより行われます。

選考結果の通知

グローバル
書面の選考結果通知については2022年7月上旬に電子メールにて通知し、その際に書面審査を通過した応募者には面接審査の日程等(7月中旬土日)についても連絡いたします。最終選考結果については2022年7月下旬に電子メールにて通知します。

スタンダード
書面の選考結果通知については2022年7月上旬に電子メールにて通知し、その際に書面審査を通過した応募者には面接審査の日程等(7月中旬土日)についても連絡いたします。最終選考結果については2022年8月初旬に電子メールにて通知します。

ユニコーン
応募書類提出後にメンタリング等を実施するUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)との質問・回答(英語)をやり取り後に、メンター候補者とのオンライン面接を2022年8月初旬に実施します。最終選考結果については2022年8月上旬に電子メールにて通知します。

FAQ

FAQはこちら